逆算思考 - igaitorxの日記

よく言われる言葉ですが、実行している人はどのくらいいるでしょうか。少なくとも私は実行できていないと気付きました。野球でなぜレギュラーになれなかったのか真剣に振り返った時に、これが欠けていたことに気付きました。練習のための練習になっていたのです。毎日の練習を辛いと思っては、苦行にしかならない。目的が希薄で弱かったから、成長スピードも遅かったのです。それが、小学校でのノーコンピッチャー、中学校での真面目？な控え選手、高校での控え選手、大学でのイジメゼミ協、会社での日々のイジメにつながっています。電車のレールのように1つに繋がりました。高校1年の夏前だったと思いますが、A君とキャッチボールをしていた際に、監督がA君に近寄り、ピッチャーを命じたのです。A君は、中学でも実績がありましたし、センスもありました。2年春には県大会準々決勝での強豪私立との試合で先発に抜擢されました。私は、スタンド応援で、あろうことか試合後の控室で、「早く空いている席に座れ！」の命令に従い、A君が立っている状況把握もできずに座ってしまったのです。他にも上げればキリがありませんので、このぐらいにします。今振り返ると、自分を改善するチャンスが沢山あったことに気付きます。本当にレギュラーになりたかったのか？本当に甲子園に行きたかったのか？本当に活躍したかったのか？なぜ、硬式野球部に入ったのか？憧れはありましたが、入った後のことは具体的に考えていませんでした。周りと自分のレベルの差を客観的に評価していませんでした。自分が監督なら、そんな選手は試合に使えません。

自分なりに逆算思考はしていました。客観的に評価もしていました。でも、結果が出なかった。打撃、守備、走塁、走塁コーチング、ベンチワーク、相手分析などいろんな要素を1つ1つノートに書き出して、3年、2年、1年、1ヶ月、1週間、1日、半日、1時間、30分、10分、5分、1分、30秒、10秒、1秒までブレイクダウンしていませんでした。できなかったのではなく、していなかったのです。目の前の辛い練習に追われ、辛い現実に言い訳を考えて、自分を慰めてきた結果です。センスと実績がすごく欲しかったです。だけど、それを手に入れるための具体的な努力をしていなかったのです。

逆算思考に基づく具体的な目的、目標、タスクリスト、スケジュール管理に尽きます。センスも実績もメンタルも必要ありません。やり方が間違っているかいないか、それだけです。明日から毎日、実行していきます。